第829回「最近、もらったものは?」

無理やりテーマに合わせるみたいですが、
いいレッスンをしてもらいました。南先生、ありがとうございました!
<演技>部活動VOL.16は、初のボイトレのみの3時間。
基本が分かってきたら、その上になにをどう載せて行くか、一人一人の進歩状況や課題に
合わせて指導。短い詩を使って、遠くにいる相手に届ける、目の前の恋人に届ける、感情を
乗せてみる、ウィスパーで言ってみる、アニメ調で言ってみる、宝塚調で言ってみる・・などなど、
それによってすごく響くいい声が出せたり、一本調子になったり、すっとんだ声が出たり。
一人一人に、それはなぜか、体の中がどうなっているのかということまで事細かに。
この日の参加者は、ほんと、いい勉強ができたと思います。
発声は、その道に関わった人なら誰でも訓練経験があると思いますけど、正直な話、
萬劇場の公演でも、できてないなあという人が結構出演してたりします。
これは私の感想ですが・・。
体で覚える、体が覚えることだけに、先生方は理解の手助けにいろいろな言葉を使います。
一発でピンと来る人もいれば、過去に習ったことと正反対だとひっかかってしまう人もいます。
いやいや、正反対に聞こえる時点で、過去に習ってきたことが未消化のまま言葉だけ
頭に残ってるって状態なんだなあ、と、見ている私は思います。
イメージを手助けするための言葉ですから、例えば「上から引っ張る、下からも引っ張る」とか、
自分なりの言葉や感覚に置き換えてみましょうよ。それでピンと来なければその場で聞こう。
「いいから100回やってみろよ!」
なんて言われないから。
そして蛇足ですが・・・
私は、野球の応援で慣れている?のか、大きな声を出すのが平気です。
この点だけは、部活生のみんなに勝てるかも?と自負しています。
でも明らかにのどを使っているので、発声としてはまるでダメです。
だからボイトレの時間は、みんなにばれないように、こっそり私も練習してます。

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