劇場利用団体(公演主催者)様へ 公演実施に向けてのお願い ※2023年3月13日更新

前提として

2023年3月13日付で公益社団法人全国公立文化施設協会(公文協)ガイドラインが改定され、2023年3月12日をもって小劇場協議会ガイドラインが廃止されました。

公演主催者様におかれましては、業界ガイドラインである公文協ガイドライン緊急事態舞台芸術ネットワークのガイドラインに則り、公演に際しての感染対策を講じてください。

また、萬劇場では公文協ガイドラインに則り、萬劇場固有の環境・構造に即したハウスルールを設けています。これについて事前に主催者様で講じる感染対策と合わせ劇場との確認・打ち合わせをお願い致します。

3月13日からの主な変更点。

<観劇のお客様のマスク着用について>
公文協ガイドラインでは、「マスク着用については基本的には個人の判断を尊重し、一律的に着脱を強いるものではありません。一方で、公演や施設利用等の特性により、高齢者などのハイリスク者が多い場合など感染リスクが高い状況が想定される際においては、必要に応じてマスク着用を推奨してください。」となっています。
これを踏まえ萬劇場としては主催者様のご判断にお任せ致します。
主催者様におかれましては、事前にお客様への周知の徹底をお願い致します。

<舞台と客席最前列の間隔について>
これまでは「舞台から最前列客席まで距離を2m(最低でも1m)空けてください。」となっていましたが、感染対策としての特段の制約はなくなりました。ただし、消防法により最低でも1mの確保をお願いします。
客席の参考図はこちらをご覧ください→客席参考図 <122席~MAX135席>

上記以外の劇場の感染対策においてのハウスルール

  • 劇場に出入りする全ての出演者・スタッフ(仕込み・バラシの要員も含む)の入館時には検温と手指の消毒をお願いします。
    また、必要に応じてマスクの着用を推奨します。
  • 風邪などの諸症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)、息苦しさがある人がいる場合には、団体の責任者は速やかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議してください。
    劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒などの感染予防策をとってください。詳細は、事前協議時にご確認ください。
  • 館内(客席・廊下・階段・トイレ)の消毒は1日の終わりに劇場スタッフが行います。1日2回本番がある場合や、昼にゲネプロ、夜に本番の場合は昼夜間の消毒作業は利用団体様で行ってください。
    楽屋内や舞台・舞台袖については、小道具・衣装などの汚損トラブルを避けるため、毎日、利用団体様側で行ってください。
    〇館内の各手洗い場に設置してあるハンドソープや消毒液、ペーパータオル、消毒に使う消毒液、ダスターやモップは劇場側で用意がございます。稽古場で余った消毒液などは持ち込んでいただき、楽屋やバックヤードでご利用ください。
  • 飲食時の密を避けるため、仕込み・場当たり時においては客席での飲食も可能です。
    楽屋やバックヤードで密にならないようにご注意ください。
    ・目安として、2階楽屋11名、旧事務所楽屋7名、地下楽屋3名、調整室6名定員。→各楽屋の収容人数一覧
    ・ABキャストの場合は、消毒後に楽屋の入れ替わりをお願いします。
    ・出演者が多い場合には、早めに劇場にご相談ください。
    ・衣装や荷物が換気を阻害しないよう十分に留意ください。
    ・各楽屋のドア、窓については基本常時の開放をお願いいたします。
    〇アクリルの衝立、ファン、加湿器、Co2測定器をご用意しています。
    〇各楽屋の換気方法の詳細は、劇場に確認してください。
  • お客様には発熱や、明らかに風邪症状がある場合には入館をお断りすることを事前にご案内してください。
  • お客様には入館時に検温・手指消毒をしていただくことを推奨しています。
    〇非接触型の検温+アルコール消毒器のご用意がございます。
    (手洗い・足元消毒については主催者様の任意とします。引き続き、手洗い場、足もと消毒マットはロビー外に設置しています。)
  • 列が出来る場合には、お客様にソーシャルディスタンスを保ちながらお並びいただくよう、誘導お願いします。
  • スタンド花・アレンジメントの花については、劇場からの制約は致しません。
  • 上演中のお客様の飲食については、ペットボトルなどの蓋が閉まる容器での飲料、飴は許可しております。
  • 劇場内での感染対策として、以下にご協力いただきます。
    ・客席から舞台に向けて、サーキュレーターの常時運転。
    ・客席での空気清浄機の常時運転。
    ・紫外線C波(UVC)発生機の常時運転。
    ・Co2測定器の結果によっては、換気量を増強するため、本番中も客席ドアの開放、1Fドアの開放や追加の対策をお願いする場合があります。

助成金や補助金などを積極的に活用して劇場を助けていただけるとありがたいです!
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補足事項

◆客席数制限に関しては、東京都防災局及びその時点での公文協ガイドラインに準じます◆

◆引き続き、東京都防災局ホームページ「【3月13日から】イベントの開催制限等について(令和5年2月14日発表)」に記載の通り、「イベント開催時のチェックリスト」をHP等で公表し、イベント終了日から1年間保管することが求められています。